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1995年の阪神・淡路大震災、2011年東日本大震災時に、
身元確認のため長期保存を必要とされたご遺体にエンバーミング処置が⾏われました。
災害時のエンバーミング
国や行政の要請により、災害時にエンバーマーを派遣しご遺体の処置をいたします。
IMS JAPANでは、1995年の阪神・淡路大震災、2011年東日本大震災時に、現地へエンバーマーを派遣いたしました。
災害時・エンバーミングの役割
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ご遺体の保存~⾝元の確認地震などの大規模災害時は、救助や復旧作業が困難な状況が生じ、遺体の迅速な確認や身元の特定が難しくなることがあります。国や行政の要請に応じてエンバーミングを施すことによりはご遺体を長期間保存し、状態を保つことができるため、身元確認の可能性を高める事ができます。
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感染症の予防災害時には、水や食料の供給が途絶えることや、衛生状態が悪化することがあります。エンバーミングは、ご遺体の腐敗を遅らせるだけでなく、ご遺体からの二次感染を防ぐ役割もあります。ご遺体の状況によっては感染症の拡⼤を防ぐためにも、適切な処置が必要となります。
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⼼理的影響の軽減災害時のエンバーミングは、ご遺体の保存だけでなく、グリーフケア(心のケア)としても重要な役割を果たします。災害時はご遺体の損傷や発見までの時間経過による状態の悪化等、視覚的にもさらに大きな悲しみを与える可能性があります。
ご遺体の修復やお化粧により、少しでも以前のお姿に近づける事で、ご遺族が心穏やかにお別れができるよう、エンバーミングがお手伝いできると考えています。
災害時派遣
IMS JAPANでは、1995年の阪神・淡路大震災時に現地へエンバーマーを派遣し、兵庫県西宮市にてエンバーミング処置を⾏いました。ご遺体の身元確認を長期間可能にできるようエンバーミングを行い、その際の⾝元不明遺体の全ての身元が判明しました。
災害時は、水道や電気が使えない状況もあり、その際にできるエンバーミングの知識も重要となってきます。
予備自衛官としてのエンバーミング
IMS JAPANの社会活動
普段は民間人としては働くエンバーマーには、「予備自衛官」として災害があった際など緊急に自衛官として任務にあたる「予備自衛官」という制度があります。エンバーミングを通して、社会に貢献できると考えています。
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